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「静脈内鎮静法」のメリットとは?

静脈内鎮静法においては意識がある状態を保つことが基本精神的な緊張がなくなりリラックスした状態になります。

●肉体的なストレスが緩和されるので、治療や手術のために長時間口をあけたままにしても苦痛を伴いません。
●治療の刺激に対する反応が抑制されるので、循環・呼吸状態などのバイタルが安定します。
●健忘効果があり、局所麻酔や治療時のイヤな記憶はほとんど残りません。
●点滴で静脈路を確保しているので、緊急時にも迅速に対応できます。

患者さんにとっては、緊張が取り除かれウトウトしている間に局所麻酔の注射や手術が進み、気が付いたらもう終わっている、長い時間なのにあっという間に感じられてしまうというメリットがあります。

術者にとっては、侵襲が大きいサイナスリフト、ソケットリフトや骨移植、あるいは広範囲や多数のインプラント埋入手術、多数歯の抜歯、歯根端切除術、歯周外科手術、長時間神経を集中しなければならない多数歯の支台歯形成や補綴処置、複雑な歯内療法などにおいて有用であることは言うまでもありません。

加えて術中の患者さんの全身状態の管理、ペインコントロールを歯科麻酔科医に任せることで役割を分担し、より質の高い診療を提供することができます。余裕が出来るので新しいシステムを用いたり、術中に患者さんの耳をあまり気にすることなく会話できるので若い先生やスタッフの指導をすることも可能です。

歯科麻酔科医は患者さんの代理人として、安全で快適な状態を適切に維持し、患者さん、術者の先生双方のストレスを出来る限り減らすことができるのです。


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